人間は生きたLEGOブロックである(その1)

人の体はどうやって出来ているの?

と言う漠然とした疑問について記載していきます。

まずはタイトルにありますように「LEGOブロック」でイメージしていきましょう。(あくまで概念です)

最初に260種類の「LEGOブロック」を用意しましょう。(何個用意すればいいのかは今は考えずに、たくさんあるとします)

そのブロックを使用して「組織」という物を組み立てます。

組織とは「皮膚」、「筋肉」や「神経」を作る為の、おおまかな部品となります。

その組織を組み合わせて今度は「器官」という物を作っていきます。

器官とは「骨」、「筋肉」、「心臓」、「肺」、「目」、「肌」などの体のパーツとなる部分です。

最後にその器官を全て組み上げて「身体」が出来上がります。(心の部分は今は考えないでください)

この「LEGOブロック」1つ1つが「細胞」と言う物にあたり、人体には約60兆個の細胞があるとされています。(いわゆる”脳“は約140億個の神経細胞で構成されていると言われています)

<スポンサーリンク>

[adsense1]

まとめますと

「細胞」→「組織」→「器官」→「人体」

の順で組み上がっていきます。

ちなみに

「子供と大人、又は男女では細胞数はどうなの??」

という疑問が出てきます。

そうです、細胞数は人によって違います。あくまで細胞の種類が同じであって構成する細胞数は異なります。

例えば、

筋肉ムキムキのあなた、筋肉を構成する「筋組織」は普通の人より、多くの細胞(骨格筋細胞等)を持っています。

髪の毛の長いあなた、毛を構成する「メラニン細胞」などを多く持っています。

このように「細胞」という「LEGOブロック」を多数組み上げて人体は出来上がっています。

最後に、「細胞」は「生きている」、「生まれる」、「成長する」、「死滅する」という事があるのをお忘れなく。(将来、そのような機能を持った「LEGOブロック」が発売されるかもしれませんね。怖い話ですが。。)

<参考文献> 「目で見る医学の基礎(第2版) VOL.1細胞と組織」((株)医学映像教育センター)