脱!、三日坊主(その2)

 今回はポイント2の「妥協案を用意しておく」です。

 これは、もし出来そうもない状況になったときに、あらかじめ案を用意しておくことです。

 そういう状況を「想定内」にしておくことです。

 「糖尿病、肥満を解消する為にケーキ、菓子パンを食べるのをやめる!」

 って決めたとします。

 そして、友達とカフェに行った時、友達はケーキセットを注文しました。

 あなたはどうしますか?

 友達が頼んでいるのに、自分は飲み物だけで、変な空気になるのは嫌だな。。

 など、余計な事を考えてストレスもたまります。

 どうするかと言うと

 「ケーキ、菓子パンを食べるのをやめる」という決めた事に対して、最初から、「週1回は食べてもいい」と決めておけばいいのです

 当センターに加圧トレーニング、カイロプラクティック施術をして帰る際、お酒を飲む人に対して「今日はお酒は控えて下さい」と言います。

 その後に「どうしても我慢できそうもなければ、飲んじゃって下さい」と(妥協案を)補足します。

 これを聞くと、「別に飲んでもいいんだ」って思うのですが、飲まない方が効果的なんだと、前向きに考えます。

 人は妥協案(逃げ道)を用意しておくと、以外と使わないものです。

 

 先のカフェの例だと、すんなり「今、ケーキを控えているから、サラダにするね」と自然に言えるかも知れません。

 これは、心理学で言う「セルフ・ハンディキャッピング」とは少し違います。

 セルフ・ハンディキャッピングは、平たく言うと「事前言い訳」です。

 何かしようとして、頑張っても出来なかった場合、自分の能力(努力)不足を認めざるを得なく、精神的につらくなります。

 だからその前に、相手に対して、先に言い訳(保険をかけて)を言います。

 そして、出来なった場合、「さっき言ったでしょ」という雰囲気(又は声に)を出して自尊心を傷つけないように自分を守ります。

 自分で決めたルールを守っている間は、継続できていると自覚し、自身も出てきて、さらに続けようと気合も入ります。

 妥協案も自分で決めたルールなので、妥協案にそれた場合でも継続できているという事になります。

 これが妥協案がないと、脱線したと諦めてしまいます。(日本人は完璧主義傾向なので、1度の離脱で軌道修正は難しい

 ”簡単に考えましょう”

 ちなみに、今日は私の**回目のバースデーです。

 異国の地「白浜」にきて5ヶ月が経とうとしています。

 毎年たいした決意はしていないんですが(これが「セルフ・ハンディキャッピング」です)、今年は、「来てよかった!」ってたくさんの人に思われるよう、さらなる努力をしていくつもりです。

 バースデイ記事はここにも書きましたので、暇な人は見てって下さい。

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