これから春になり、暖かくなると、肌が露出する季節になってきます。
今回は女性の方々が気にする紫外線です。
紫外線は見えません。
だから紫外線自身が嫌われるわけではありません。
(見た目がグロいとか、色が悪いとか思いません)
必要以上に紫外線を浴びるとシミや、そばかすが出来るので嫌われています。
そばかすは「雀卵斑(じゃくらんはん)」といい、多くは遺伝性のものです。
赤毛のアンや、キャンディーキャンディーのように(古い?)、もともと、しみは小さいものです。
それが、紫外線の影響で濃くなったり、数が増えたりもします。
結果としてシミと変わらない感じになってきます。
では、この紫外線
完全防御すればいいのでは?
と思いたいですが、
実はこの紫外線
体にとって重要な働きもしています。
それはビタミンD3を作るのに必要だからです。
このビタミンD3
骨を作る材料の1つです。
赤ちゃんを日光浴させたり、
子供に「外で遊んで来なさい」
というのは
紫外線を浴びで骨を作らせているという事になります。
ちなみに骨はコラーゲンというタンパク質が軸となって生成されていきます。
では、有酸素運動のウォーキングで
紫外線を浴びれば骨が丈夫になるかというと
そうでもありません。
前提としては、タンパク質をとらずして、歩っても自己満足にしかなりません。
そうそう、コラーゲンサプリを飲んでも無駄ですよ。
一度、小腸でアミノ酸っていうパーツにバラバラにされますから。
そのアミノ酸が肝臓で再びコラーゲンに組みあがる確率なんて、宝くじの1等レベルの確率ですよ。
余談ですが、賭け事的なもので宝くじが、一番確率が低いと言われていますよ。
(競輪、競馬、株、パチンコの方が確率だけと考えると宝くじより高い)
話を戻します。
ウォーキングは夜や日の出前にやっても効果的ではありません。
さっき話した紫外線は出てませんので。
それは紫外線は太陽から発射されてるからです。
夜に走っている人はマラソン大会などの筋力、持久力目的と思われます。
なお、太陽からは色々な光(電磁波)が出ています。
当然、見えるものと見えないものがあります。
こんな感じです。
- 可視光線(52%):いわゆる目で見えるもの(ものに当たると、物の反射した光が色で認識される)
- 赤外線(42%):熱として感じるもの(赤外線ヒーターなどは、これを再現している)
- 紫外線(6%):目には見えない
何事も、ほどほどがいいのですが、紫外線を浴び続けると
体を守る為に皮膚はメラニン色素を作ります。
そのメラニン色素が肌を黒くします。
ここまでは、まだ普通の健康的な日焼けレベルです。
肌は新しいのが作られ、中から表面(角質層)に出てきます。
そして、外敵から守る役目を終えた肌は、
「あか」となってはがれ落ちます。
会社でいう定年です。
今までお疲れ様でしたという感じです。
しっかり若いのが育っていますので安心です。
これが通常の流れです。(ターンオーバー)
周期は20代で28日と言われています。
そこで、海やプールで過度な日焼けをすると
新しい皮膚を待たずして表面の肌は終わってしまいます。
(外敵から守る仕事はもうできない)
だから、ビリビリはがれて去っていきます。
しかし、もう仕事ができないのに去らない部分がたまにいます。
これがシミという事です。
これらの会社の例えは表現がきつくなるのでしません。(皆さんのご想像通りです)
また、過度な日焼けに限らず、
運動、栄養不足などで
肌の入れ替わりがスムーズにいかない場合も
シミとなってきます。
次回はこのシミ
なんとか出来るものなのかという事を話したいと思います。
言い方は違いますが
似たようなものなので
妊娠線、そばかす、肉割れについても触れていきます。