しみ、そばかす、妊娠線、肉割れは、消える?消えない?(その3)

今回は妊娠線、肉割れについてです。

妊娠線

妊娠線には主に次の種類に分類されます。

  • 新妊娠線
  • 旧妊娠線
  • 正中線
妊娠線

できれば妊娠線って残らない方がいいですよね

新妊娠線

妊娠中にできる「妊娠線」のことです。

急にお腹が大きくなることで、耐えきれなくなった皮膚や皮下組織が裂けてしまいます。

そこから、毛細血管の色が線のように透けて見えるために起こります。(赤紫色)

線の出かたは個人差があります。

もともと痩せている方だったり、多胎妊娠や乾燥肌の方などが妊娠線が出やすいと言われております。

旧妊娠線

旧妊娠線は、出産後に新妊娠線の瘢痕化(はんこんか)したものが、銀白色になって見える跡のことです。

妊娠によるものだけではなく、急激な体重の増加によって出来る肉割れ(ストレッチマーク)も、同じような症状です。

なお、瘢痕化(はんこんか)とは、炎症、傷などによって生じた、組織欠損が、周りの組織に近い状態に置き換わる事で修復された状態のことです。

ちょっとした傷でも、方向によって跡が残ったりすることもあります。

正中線

妊娠するとお腹の真ん中あたりにできる縦の線のことです。

妊娠して初めてできるものではなく、男女関係なく生まれながらにあります。

人間はお腹の中で細胞分裂を繰り返しながら作られていきます。

その分裂の名残であり、鼻の下や、あごの下の線もその1つです。

肉割れ

肉割れについては、旧妊娠線で記載した通り、急激な体重増加(脂肪増加)で皮膚の伸縮が追いつかなかった事が原因となります。

皮膚の伸縮が追いつかなかったという言い方をしたのは、ダイエット時にも起こるからです。

皮膚の入れ替わり(ターンオーバー)も考慮しながら脂肪を減らしていけば問題ありません。

しかし、食事制限だけのダイエットなどは、皮膚の入れ替わりが追いつかず、しぼんだ風船のようにスジが残ってしまいます。

これも肉割れのというククリになっています。

厳密に言うと、肉寄れとか、肉シワがいいのでしょうが、肉割れという言い方になっています。

対策

さあ、どうすればいいかと言うと

結局、皮膚の代謝(入れ替わり)を活発にするだけです。

そもそも、皮膚のシミや、余計な線は

そばかす、シミなどのメラニン色素の居座り。

妊娠、肥満、ダイエットなどのよる、急激な皮膚の伸縮。

ということです。

もともと、皮膚は周期的に内部から外側に移動して、あかとして剥がれます。

その周期が乱れることで、余計なものが残ってしまいます。

その皮膚の周期を正常にするということで色々な方法があります。

  • ダーマローラーによる方法
  • 専用のボディクリームなどを使用する方法
  • 運動療法

やり方は違いますが、皮膚の代謝を活発にするという目的は同じです。

また、人間の仕組みを無視した「手術による治療方法」などもあります。

てっとり早いですが、当然、手術という選択はリスクがあります。

その他は自然療法なので、リスクは少ないですが、絶対的なものではありません。

加圧トレーナーとして、色々な人を見ていますが、首、あごなどから綺麗になっていく傾向にあります。

これは心臓という、血液ポンプの出口に近いところから、代謝が活発(復活)になっていると思われます。

私は確認しませんが、脇や背中なども同じようになっているかも知れません。

ダーマローラーや専用クリームは、皮膚だけがターゲットになりますが、運動療法は全身(内臓なども)がターゲットになります。

総合的に見て、やはり運動療法に勝るものはないかと考えます。

皆さんはどう考えますか?

サイドプランク01

運動療法で全身(内臓も)を綺麗にしよう!